蛇足

「なんだ。じゃあ本当にこの村には死神はいないってわけだな」

リューク『ああ……俺以外はな』

「安心したよ。さて、今日は虐待少女を救出するために色々と疲れたから、早めに寝よう」

リューク『なんだ。ゲームはやらないのか?』

「また明日ね」

  

リューク『寝たか……退屈だな…俺も寝るか?』

羽入「こんばんは、なのです。」

リューク『…………お前か』

羽入「お話は聞かせていただいたのです。」

リューク『な? 面白だろ? 俺は当たりを引いた』

羽入「確かに…見事な人間なのです。竜崎エル以上かも…。」

リューク『リューザキ?』

羽入「こっちの話なのです。……夜神ライトは私にとっても当たりのうちの一本ですよ。この人間のおかげで、梨花は諦めることを止めたのですから。……当分は。」

リューク『お互い退屈しのぎに精が出るな』

羽入「私にしてみればその対象は梨花しかいないわけですし、機会さえあれば何度でも違う人間で試せる貴方が羨ましいのです。」

リューク『そうかもな。俺は死神以外の神に詳しくはないが……。お前を見てると死神に生まれて良かった気もするな』

羽入「あぅあぅあぅ……。」

リューク『うぜー。まあ、何にせよ…』

羽入「何にせよ…。」

リューク『人間は』

羽入「面白い。」

  

  

             ひぐらしがくのです