ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」(その7)

0302 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/09 21:17:08.48 05nKr+TH0

ハルヒ「夕日が綺麗ねキョン!」

キョン「あぁ、そうだな」

  

ハルヒ「今日はね、夜になる瞬間を見ようと思うの」

キョン「だから見渡しのいい土手に連れてきたのか」

ハルヒ「一人でこんなことするのは寂しいからね。でも一度はやってみたかったのよ!」

キョン「よかったなぁ。俺がそういうの付き合ってくれる男で」

ハルヒ「自分で言うな!」

  

キョン「それはそうと、隣に座れ」

ハルヒ「嫌よ。土がスカートについちゃうじゃない」

キョン「おかげで俺のズボンが汚れてると思うんだが」

ハルヒ「いいの!」

キョン「……そんなに俺の膝が好きか?」

ハルヒ「そうじゃないわね。キョンがすきなのよ? わかる?」

キョン「あいよ。わかってますとも」

  

ハルヒ「……あれ?」

キョン「?」

ハルヒ「いつの間にか暗くなってるじゃない!」

キョン「ん? あら、ほんとだ。話してて気がつかなかったな」

ハルヒ「もう! なんのタメに来たのよ!?」

キョン「まあいいじゃないか。帰るか?」

ハルヒ「……もうちょっと居る。もっとちゃんとぎゅーってしなさいよっ」

キョン「はいはい」ムギュー

  

  

  

  

0308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/09 21:35:55.80 05nKr+TH0

ハルヒ「そういえばキョン」

キョン「ん?」

ハルヒ「あたし、愛してるって言ったことないわ!」

キョン「……俺もないな」

ハルヒ「おかしいわよね! 恋人同士なのに」

キョン「うーん……でも改まって言うのもなんか嫌だなそれ」

  

ハルヒ「なによ、愛してないっての?」

キョン「いや愛してるけど……」

ハルヒ「ほら言った!」

キョン「……卑怯者」

ハルヒ「好きで事足りるものね。なんだか、愛してるって言葉は大事にしたいかも」

キョン「なぁハルヒ? 俺のこと愛してるか?」

ハルヒ「もちろん!」

キョン「……ちゃんと言えよ」

ハルヒ「嫌よ! もっといいムードのときに言うの! その分沢山好きって言ってあげるわよ!」

キョン「まったく」

ハルヒ「キョン大好き!」スリスリ

  

  

0321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/09 22:24:00.09 05nKr+TH0

ハルヒ「手を貸してキョン!」

キョン「ん」

  

ハルヒ「見てみなさいよ。同じ制服は沢山居るのに……手を繋いでるのはあたし達だけ!」

キョン「そうだな。視線が少し痛いけどな」

ハルヒ「気にしちゃだめよ! このためにあたしは、頑張ってあんたに告白したんだから!」

キョン「……そうだな。ありがとうハルヒ」

ハルヒ「!! へ、変なコト言わないでよ! ……うん」

キョン「まあなんだ、お前の強引なところさ……それも込みで大好きだよ」

ハルヒ「愛してるって言ってほしいわね」

キョン「ん? 嫌だね。お前が言えよ」

ハルヒ「なによそれ! 仕方ないわね……じゃあ同時に言いましょうよ」

キョン「いいな。いくぞ、せーの」

  

ハルヒ「愛してるわよ! キョン!」

キョン「…」

ハルヒ「……いい、言いなさいよバカキョン! バカバカ!」ムギュー

キョン「あはは。可愛いなぁハルヒは。ほら、早く行かないと映画始まっちゃうぞ」

ハルヒ「うん!」