ハルヒ「キョンはここ! ここに座りなさい!」(その10)

0795 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/11 02:49:13.69 xTIvmJFL0

みくる「はい、お茶どうぞ」

ハルヒ「ありがと!」

  

みくる「キョン君は一緒じゃないんですね」

ハルヒ「キョンは掃除当番よ! 一緒に居るって言っても先に行ってろって言われたわ」

みくる「そうですかぁ」

ハルヒ「それまでみくるちゃんで遊ぶわよ! 丁度いい衣装が手に入ったのよね~♪」

みくる「ひえぇぇっ」

  

  

ガチャ

キョン「おまたせハル……?」

みくる「うぅ……」

キョン「…」

ハルヒ「どうキョン!? みくるちゃん体操服&スカートバージョ、」

キョン「こらハルヒ」

ハルヒ「え?」

キョン「朝比奈さんにそんなことしちゃダメだって言っただろ……ごめんなさい朝比奈さん」

みくる「ふぇぇっ?」

キョン「団員の嫌がることはしないって、約束しただろ。だめだぞハルヒ」

ハルヒ「え……うん、ごめん……キョン、怒ってる?」

キョン「怒ってないよ。ただ、こんな寒い日にそんなことして風邪ひいたら大変だろ?」

ハルヒ「そ、それもそうね! ごめんねみくるちゃん!」

みくる「…」(キョン君……涼宮さんのお父さんみたい……いいなぁ//)

  

  

0798 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/11 02:52:31.36 xTIvmJFL0

ハルヒ「キョン、自転車二人乗りするわよ!」

キョン「あぁこら、鞄を勝手にカゴに入れるな」

  

ハルヒ「早く! 早く漕いでよキョン!」

キョン「はいはい」

ハルヒ「行き先は任せるわ!」

キョン「……なんだよそれ」

ハルヒ「暇なの」ギュゥ

キョン「まあいいけど、しっかり捕まってろよ」

ハルヒ「もちろん!」ハム

キョン「!! みっ、耳を噛むな耳をっ」

  

ガチャ

古泉「あ、朝比奈さん」

みくる「はぁい!?」ビクッ

古泉「釘ないですか? 撒き菱でもいいです。なにか……パンクさせられるものを」

みくる「…」ガタガタ

  

  

  

0801 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/11 03:02:57.14 xTIvmJFL0

ハルヒ「…」

ガラッ

キョン「ハルヒ、大丈夫か?」

  

ハルヒ「……大丈夫じゃないわよ」

キョン「そうか……早退するか? 送るけど」

ハルヒ「大丈夫よ。頭痛薬飲んで少し寝れば楽になるわ」

キョン「大丈夫なんじゃないか」

ハルヒ「……女の子には色々あるのよ」

キョン「う……そっか、ごめん」

ハルヒ「…」

  

キョン「なにかしてほしいこととかあるか?」

ハルヒ「んー」

キョン「……辛いなら出て行こうか?寝てたほうが、」

ハルヒ「やだ。ココに居て」

キョン「……あいよ」

ハルヒ「あ、じゃあねキョン……お腹、撫でて?」

キョン「腹? いいよ。布団の上からでいいか?」

ハルヒ「……やだ。中から」

キョン「……人が居ない間だけな。ほら」

ハルヒ「ん……ふふっ、キョンの手冷たい」

キョン「ハルヒはあったかいな。ほら、俺は傍に居るから……な」

ハルヒ「うん……ありがと」

  

  

0805 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/11 03:17:49.98 xTIvmJFL0

ハルヒ「キョンもこっち入りなさいよ」

キョン「誰か来たらどうすんだよ」

ハルヒ「誰も来ないわよ。少なくとも先生以外」

キョン「それが一番マズイだろ」

  

ハルヒ「…」

キョン「その、なんだ……すまないな」

ハルヒ「?」

キョン「男の俺には、ハルヒのその辛さが……わかんないからさ」

ハルヒ「ほんとにね。毎回こんなのに襲われる苦しみをわかってほしいもんだわ」

キョン「…」

ハルヒ「だから……その分、こういうときはいつも以上に優しくしてほしいかも」

キョン「おう、それなら任せとけ」

ハルヒ「気合入れて優しくされるのもなんかおかしいわね」

キョン「んー」

ハルヒ「……キョン」

キョン「ん?」

ハルヒ「なんか今、女の子に生まれて……よかったって思っちゃった」

キョン「そっか」

ハルヒ「今だけはあたし、か弱い普通の女の子になってもいいかな?」

キョン「……いいよ。ずっと俺が撫でててやるから。うん」

  

  

0807 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/11 03:26:15.08 xTIvmJFL0

ハルヒ「キョン! 雪!」

長門「?」

ハルヒ「あ、ごめん。有希じゃなくて……雪よ!」

  

キョン「おぉ、初雪だな」

ハルヒ「積もるかしら?」

キョン「どうだろうな。雨が降ったあとだから無理かもなぁ」

古泉「いいですねぇ。このまま吹雪いて全て埋もれてしまえばいいのに」

みくる「綺麗ですねー」

ハルヒ「寒くなってきた証拠ね! キョン、カーディガンとって」

キョン「ほら、腕広げろ」

ハルヒ「ほい」

キョン「……帰り道、滑って転ばないように気をつけないとな」

ハルヒ「ちゃんと手を握ってなさいよ!」

長門「…」コク

キョン「なんで長門が頷くんだ」